2012年5月10日木曜日

「ブライズメイズ」感想

  ちょっと前なんですが、楽しみにしていた「ブライズメイズ」を観て参りました。劇場には岡本夏生様のボードが!びっくりマンボーだわよ。
  予想以上に笑って、泣けるいい映画でした。女性同士の友情って大人になればなるほど難しいのですが、それでも友達って悪くないよねと思わせてくれる作品です。SATCより貧乏で、下ネタもきつくて、お洒落じゃなくて、痛くって、でも心に染みます。
 ブライズメイズの一人、お金持ちで新郎の上司の妻ヘレンと主人公アニーの「私の方が新婦の親友よ!」バトルは最高です。そういうアピールをしたくなるのって女性特有な気がします。
 ヘレン以外もそれぞれキャラがたっています。特にメリッサ・マッカーシー演じるメーガン(手前・右)が一番好きでした。特殊機密に関わる仕事をしているらしいのですが、いちいち言動が笑えます。でも、一番まともなことを言うのもメーガンなんですよね。「自分の不幸を人のせいにするな!」という台詞が心に残りました。女性は悲劇のヒロインを演じたがりなところがありますからね。肝に命じたいと思います。
 「ボーダー着る女がモテないって言ったの誰よ!!出てこいや!」って叫んでそうなクリステン・ウィグ。よく見るときれいなんだけど、人生も恋愛もうまくいかない主人公アニーを上手に演じていました。あまりやりすぎると共感を得られないし、難しい役だったと思います。
大人になるとそれぞれ環境や付き合う人も変わっていって、友情を維持していくことが難しくなるけれど、見栄を張らず素直に相手のことを思いやれたらいいですね。女性同士で観に行くと、より楽しいと思うので未見の方はぜひ!!

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