2012年4月29日日曜日

ミランダ・ジュライ「ザ・フューチャー」

  昨日は「ブライズメイズ」のあと、イメージフォーラム・フェスティバルでミランダ・ジュライ監督の「ザ・フューチャー」を観ました。上映があと5/12の一回だけなので、こちらの感想を先に書いてしまいます。(気になる方はお忘れなく!レイトショーですが、チケットを早めの時間にとることをおすすめします)
あるカップルの大怪我をした猫をひきとるまでの一ヶ月間を描いているのですのが、なんだかとても悲しくて痛い映画でした。主人公達に引き取られる予定の猫のモノローグで始まるんですが、待ち受けている未来が決して明るいものではないということがなんとなく感じられて胸が締め付けられました。(後でわかったのですが、猫の声はミランダ自身がやっていました)
  でも、ミランダらしい不思議な踊り(襟巻きダンス)や、無造作にものがおかれた妙におしゃれな部屋、壁にかけてあるストッキングのきれいな色、いちいち可愛いミランダの服にちょっと気が紛れました。襟がスカラップになってるワンピース、花柄っぽいコンビネゾンとか欲しくなった・・・。
時折出てくる「始まりの終わり」という言葉が印象に残りました。始まっているようでそれは終わりに向かっていることだってあるのよね。未来=明るいとは限らないけど、それを受け入れて生きていくしかないのかもしれません・・・と、ちょっと暗くなりましたが、この映画をきっかけにずっとお会いしたかったフォロワーさんとお話できて嬉しかったです。お着物姿が素敵で、ドキドキしてしまいました。映画館が出会いの場になるってとてもいいなぁと思います。
おまけは、映画の前に食べた今年初の冷やし中華。青山の「だるまや」にて。冷やし中華はゴマだれ派。

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