2012年11月8日木曜日

「アルゴ」「黄金を抱いて翔べ」感想

  ちょっと間があいてしまいましたが、映画の感想がたまっているので書いてしまいます。ブログもそろそろいいかなぁと思いつつも、まぁ中途半端だから年内はここで続けてみます。まずは「アルゴ」から。監督はベン・アフレック。ツイッターでも評判がよく、期待を裏切らない面白さでした。
 実話をベースにしているのですが、イラン革命や当時の時代背景が分からなくてもはじめに説明してくれるので問題なし。ベン演じるCIAの人質奪還のエキスパートが、ニセ映画製作をでっちあげてアメリカ大使館職員を国外へ脱出させるという無謀な作戦を決行!最後まで手に汗握る展開で何度か叫びそうになってしまいました。ベンの淡々とした演技も、上のハリウッドチームの二人のキャラもよかったです。冒頭のワーナーのマークがちゃんと当時のものだったり、細かいところまで凝っていてそこも見所。ベンはすっかり監督のイメージがつきましたね。前作の「ザ・タウン」も観てみたくなりました。
そして次は高村薫原作の「黄金を抱いて翔べ」の感想を。高村先生のファンなので、一応観てみたのですが高村作品の映画化はだいたい残念なことになっているのですよね・・・。(たぶんあんまり薫先生は映画に口出ししないんじゃないのかな)そんなわけで期待しないで観たので、結構面白かったです。
 原作とはまた違うラスト&高村先生の得意なBL要素がほとんどなかったので別物と思った方がいいかもしれませんね。意外にチャンミンがいい演技をしていました。あとは、う〜ん・・・。浅野忠信、昔は好きだったけど今はプライベートも演技も残念な感じです。「アルゴ」みたいな緊張感がもっとあったらよかったですね。

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