物語のキーワードとなるジョルジュ・メリエスの世界は、昔好きだったおとぎ話の挿絵のようでうっとりしてしまいました。彼の事をもっとちゃんと知ってから観た方がより楽しめたかな。
最後は「SHAME」。性依存症の兄のところに、ちょっと不安定な妹が転がり込んでくるのですが、ファスベンダーもキャリー・マリガンも観ていて心がヒリヒリしました。ファスベンダーは何をしていても苦渋に満ちた表情なんですが、最後の方でやっとそれが少し変わったような気がします。
妹との間に過去に何があったかは語られないし、それは完全に埋められるものではないのだろうけど、お互いにどこかで求め合ってたんでしょうね。キャリーの歌のシーンもとてもよかったです。裸のシーンが多いので、ボカシだらけになったらどうしようかと思ってましたがそうでもなかったです。でも、ここにかけて、なぜここにはかけない?という疑問も残りました・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿