映画の感想を二本まとめて。「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜」から。アカデミーでも話題になったこの二人がほんとに素晴らしかった!画像右のヴィオラ・デイヴィスはもちろんですが、画像左のオクタヴィア・スペンサー演じるミニーのキャラクターが好きでした。ミニーはパイ作りが得意なのですが、それがいろいろ問題を・・・内容は観てのお楽しみです。
はじめは単純に白人対黒人という構造だと思ってたんですが、白人の中でも仲間はずれにされるキャラクター、シーリアの存在が効いていました。派手でセクシーだからお上品奥様軍団からつまはじきにされてしまうのです。奥様軍団の代表、ヒリーは憎まれ役で難しかったと思うのですがブライス・ダラス・ハワードは上手に演じていました。ちょっとケイト・スペイドっぽいドレスは見ていて楽しいですが、彼女らの言動にはムカムカします・・・。
でも、同じようなこと自分が全くしてないとは言えないよなぁと、ふと思ったり。人種でなくても、自分と違う人のことをどこかでバカにしたりするのだって同じ事。昔あったこと、他人事ではないなぁと思います。人種差別というテーマがありながらも、笑えるところもたくさんあって、決して説教臭くない映画でした。
もう一本は「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」です。ライアン・ゴズリング目当てで観ました。
他にもフィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、マリサ・トメイなど好きな人ばっかり。お話の内容としては、サブタイトルからも予想がついてしまったのですが、それでも最後まで飽きずに観られたのは俳優陣のおかげかなぁと思います。でも、せっかくいい俳優たくさん使ってるんだから、もっと生かして欲しかったなぁ・・・。とりあえず、監督のジョージ・クルーニーは皆から愛されて人脈もあるってことはよく分かりました。
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