2012年10月29日月曜日

「希望の国」感想

 「スプリング・ブレイカーズ」の前に観た「希望の国」の感想を。監督は園子温なんですが、予告編を観た時点ではどうしようかな〜と思った自分を殴りたいです・・・。安易なヒューマニズムに陥ること無く、胸にグサグサと刺さるような映画でした。後半は私もまわりもすすり泣き。でも、それは可哀想だとか同情だとかそういう涙ではなくて、怒りややるせない気持ちからくる涙なんだと思います。
 原発事故を描いてはいるし、もちろん実際に起こったことを追体験している感覚はあるのですが園監督作品の根底にはいつも「家族」がある気がします。夏八木さんとアルツハイマーの妻を演じる大谷さんの演技が素晴らしかったです。皆が口に出そうとしてやめてしまう言葉を唯一代弁していたのが大谷さんなのが、何だかとても皮肉に感じられました。上の雪の中で浴衣で踊るシーンが本当に美しくて、美しくて哀しかったです。後味さわやか感動作!というわけではないけれど、観て欲しい作品です。
おまけ。ポスターにでんでんさんのサインを発見したんですが、結構自画像がうまい!

2012年10月28日日曜日

「東ちなつ girl's dream」

  昨日は代官山のGALLERY SPEAK FORへ「東ちなつ girl's dream」をみに行ってまいりました。先日発売されたちなつさんの著書「ガールズハンドメイド」に合わせて企画された展示です。以前うかがった「粒山水」の時より多くのドローイングやコラージュ作品をみることができて嬉しかったです。私は「ピオーネ」という作品の色使いがとても好きでした。ご本人もいらしたので、お話できてよかったです。ギンガムチェックのスカートがお似合いでした。
 前に金平糖のイアリングを買ってすごく気に入っているので、ヘアピンを買い足しました。展示は11/7(毎週木曜はお休み)までだそうです。
 その後は一年半ぶり・・・いや二年ぶり?くらいに大好きな渋谷の焼肉やさん「ゆうじ」へ。焼肉好きでここを知らない人はいないくらいのお店ですよね。前より広くなっていてびっくり。
 やっと会えたね!レバ刺しが食べられなくても、ゆうじのハツ刺しが食べられたら私は満足です。ぷりぷりで、まったくクセがなく本当に美味しい。たまり醤油みたいな甘めのタレがよく合います。
 今回はおまかせにして、ホルモン盛り合わせ(塩)と
 正肉の盛り合わせを。カシラ、ハラミ、テールです。カシラはポン酢につけて、焼きしゃぶみたいな感じ。ハラミも美味しかったな・・・。シメはカレー!お腹いっぱいでもするする入ってしまいます。夫も焼肉が食べられるくらいに元気になってくれて本当によかったです。無理は禁物だけど、なるべく好きなものを食べてストレスのないように過ごしてもらいたいです。

2012年10月26日金曜日

「スプリング・ブレイカーズ」配給熱望!

東京国際映画祭でハーモニー・コリン監督の五年ぶりの新作「スプリング・ブレイカーズ」を観てきたので感想を。冒頭のビキニギャルとそれに群がる男達、激しい音楽、ネオンカラーの飾り文字のタイトルバックにやられました。
 スプリングブレイクとは春休みのこと。寮生活を送る仲良し四人組が水鉄砲&覆面でダイナーを襲撃し、「ここではないどこか」を求めてフロリダへ。ドラッグにお酒に海、友達や男の子との乱痴気騒ぎで楽園を見つけたと思っていたら、ヤバい連中に目をつけられギャング同士の抗争に巻き込まれて・・・というお話なんですが、ギャング役のジェームズ・フランコがえらいことになっていました。カッコいい人ほど、ああいう狂った役をやりたがりますよね。(例:一時期のブラッド・ピット)
四人組がそれぞれ違う色のスクーターに乗っているシーンは胸がきゅんとしてしまいました。そしてギャングに加わった三人がピンクにユニコーンの刺繍の覆面でマシンガンをもって踊るシーンも美しかったです。ラストの覆面&ネオンイエローのビキニ姿での襲撃も最高!ハーモニー・コリンの映画にはよく「退屈な町を出てどこかへ行きたい」「ここではないどこかへ行けば楽園が待っている」と思っている主人公が出てきます。でも、そんなものはなくて、楽しい時は永遠には続かないんだよ、そこでもがき続けるしかないんだということを教えてくれるほろ苦い青春映画でした。できたら高校生の時に観たかったな。
 でも、「退屈、ひま、だれか連れ出して、どうにかして!」っていうんじゃなくて、やり方は極端ですが自分から行動しているのはいいなぁと思います。人生をつまらなくするのも、面白くするのも自分次第だと改めて感じました。衣装も可愛いし、それなりに有名な俳優や女優も出ているし、どこか配給してくれたらいいな。そういえば、ディズニーチャンネルで人気のあった女優が出てるのも中々の皮肉ですね・・・。

映画の前に六本木のシシリアで食べたグリーンサラダとカネロニ。薄い生地のピザもおいしかったです。きゅうりがものすごく薄くスライスされていて、ドレッシングも好みでした。今度はランチで行ってみたいです。

2012年10月23日火曜日

「田中一光とデザインの前後左右」

  先日21_21 DESIGN SIGHTで「田中一光とデザインの前後左右」を観て、祖父江慎さんのトークショーを聞いてきました。祖父江さんのお名前を知ったのは、吉田戦車さんの「伝染るんです。」だったのですが、面白いものを作る方はお話もすごく上手なのですね。専門的な話も混ぜつつ、デザインに関して全くド素人の私でも分かりやすく話して下さいました。「一光さんの作品の歴史は文字との闘いだった」というテーマで、一光さんのポスター作品を20代の頃のものから順を追って見せながら、明確でシャープなものから曖昧で柔らかいものに変わっていく様子がよく分かりました。また、その根底には日本の伝統文化である書の心があることも。日本語は漢字、ひらがな、数字が入り交じっているので、それを一つのポスターの空間におさめることの難しさを改めて感じました。
ここだけ撮影可能だったので、一枚。たとえ一光さんの名前を知らなくても、無印や西武やロフトやTOTOのロゴは毎日のように目にするし、どんな色でこんなデザインだっていうのがだいたい浮かぶところがすごいなと思います。意外だったのはケーキのトップスや石丸電気のロゴも一光さんデザインなんですね。そして、過剰包装が当たり前だった時代に簡易包装を提唱するなど、デザインだけではなく企業理念にまで影響を与えていたデザイナーの先駆けだったのだなということもよく分かりました。
 デザインに詳しくなくても楽しめる展示だと思うので、機会があればぜひ!

2012年10月21日日曜日

スモードーム

  久しぶりにスノードームで興奮しました。国立新美術館のスーベニアフロムトーキョーでずっと探していた力士のスノードームを発見したのです。下には「OH!SUMO-DOME!」と書いてあります。モクモクはたぶん塩?隣はダブルタワーのスノードームです。タワーものはずっと集めているので、見逃せませんでした。
 素敵なお尻。
 近くのミッドタウンのとらやでからからせんべいも買いました。
素朴なおせんべいの中にこんな可愛らしいこけしが入っています。甲斐みのりさん監修だそうです。また買いに行ってしまいそう。